こちらに移住して良く感じること。
それは日本への関心が思った以上に高いことです。国籍を問わず、いろいろな視点から日本に対する興味を持ってくださる方にたくさん出会います。
5月末に、親睦を深めることを目的に、ダンナの職員と日本イベントを企画・実施しました。
この記事はシリーズ編でやってみようと思います。今回はどのように準備を進めたか、買い出しの様子を中心に紹介します。
外国語を使って異文化交流会を企画するときの参考になればと思います。
心躍る買い出し
海外に留学、あるいは移住した際の心配事の1つは食。
近場に日本食材を扱うお店があるかは気になるところです。
留学や移住の際に、まず最初に近所の日本食レストランやアジアンスーパーを確認した人は多いはずです。
幸いなことに。ヘルシンキ市内にはアジアンスーパーが多数あります。
また、大型スーパーへ行けばしょうゆなどの調味料も目にします。
そのため、日本食の材料をそろえるのはそこまで大変ではありません。
スーパーマーケット
主な野菜、肉類、卵に加えて、サーモンとイクラはスーパーで購入しました。
フィンランドのスーパーには鮮魚コーナーがある店舗が少なくないです。
入手可能な鮮魚の種類は日本とは比較になりませんが、サーモンやマス、ニシンなどは購入できます。
鮮魚コーナーがある場合、量り売りをしてもらいます。
そうでない場合でも、多くの店舗でパック詰めされた生のサーモンが手に入ります。
パック詰めされたサーモンやイクラ、カニカマも多くのスーパーで扱っています。
アジアンスーパー
ヘルシンキ市内には下に挙げるような所に複数のアジアンスーパーがあります。
・ハカニエミ周辺
・Kiina supermarket (Kamppiエリア)
・RF market (ヘルットニエミ)
自分たちが一番よく利用するのはハカニエミエリアのアジアンスーパーです。
・Vii-voan
・JK shop
・Jiahe Asian Market
アジアンマーケットの写真
特に、上に挙げた3つのアジアンスーパーによく行きます。
どれも同じブロック内にあるので、値段や在庫を吟味し効率的にお買い物ができて良いです。
アジアンマーケットで購入したもの
・料理酒、しょうゆ、みりん、ごま油
・米酢
・お米
・袋麺
・キューピーのマヨネーズ
・しいたけ
・さといも
・レンコン
・シーフードミックス
普段スーパーでは入手が難しい日本の食材を見るとテンションが上がります。
慣れ親しんだ味覚は忘れられませんね。
日本から持ってきておいてよかったもの
・鶏がらスープの素
・鰹節
・ソース
・海苔
・緑茶、麦茶
・日本酒、梅酒
一時帰国の時にスーツケースを追加してまで日本でしか手に入らない食材を持って帰ってきました。日本のスーパーが輝いて見えたのを覚えています。痒い所に手が届くようなコスパの良い日本スーパーがヘルシンキにもあるとよいのですが。
ゆさゆさと大量の荷物とともにフィンランドに戻ってきたかいがありました。
おおよその日本食は自宅で作れる状態です。
イラスト入りのレシピを配った
レシピを見てみんなで作れるよう、イラスト付きのレシピを用意しました。
それらをメールで共有し、当日はプリントアウトして用意しました。
お寿司用の錦糸卵、レンコン、シイタケ、エンドウ豆と、
ラーメン用の煮卵やチャーシューはアジア出身の同僚と下ごしらえをして持っていきました。
筑前煮は自宅で作って持っていきました。
各メニューについて、どんな時に食べるかを説明しました。
大盛り上がりの準備でした
イベントの告知を大々的に行ったところ、
合わせて30人以上が参加するビッグイベントになってしまいました。
海外で30人分の日本料理を振る舞うのは初めてだったので
食材の量を考えるのに少し苦戦しました。
それでも、
スーパーで大きなサーモンを買い
アジアンマーケットでこちらではレアな食材を揃え
アジア出身の同僚と故郷の話で盛り上がる
楽しく準備ができました。
次はイベント当日の様子をシェアしようと思います。
それでは。Moi moi!
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