こちらは前回の記事の続きです。
乗りこなせるとグン!と行動範囲が広がるバスの乗り方を紹介します。
今回はバスに乗車してから降りるまでの説明です。
電光掲示板が見えるところに座ろう
バスの前方や、バスによっては中央のドア付近にも電光掲示板があります。
「行先はここ」のところに次の停車駅が表示され、音声でも流れます。
一番前の席は表示が見えにくいので、初めて乗る方はそれよりも後方に座るのがおすすめです。
すべてのお客さんが乗り込んだらすぐに発車するので、揺れに注意。
駅名はフィンランド語→スウェーデン語の順で表示される
フィンランド語の公用語はフィンランド語とスウェーデン語です。
バスでは駅名がフィンランド語で表示された後、スウェーデン語で表示されます。
表記が言語によって異なるだけで、同じ駅を示しています。
例えばヘルシンキ中央駅の隣のバスプール(Rautatientori)に停車する際は、”Rautatientori”【フィンランド語】→”Järnvägstorget“【スウェーデン語】と表記されます。
「ローマ字読みが大体できる」→フィンランド語、「ローマ字読みができない」→スウェーデン語と考えれば大体あたりです。
初めてバスに乗ったとき駅名が二つ出てきてびっくりしたけど、これを知っていれば安心!
Googleマップで検索すると、駅名がスウェーデン語表記になっていることがあります。その際はバスの電光掲示板に表示されたスウェーデン語の駅名と合っているか確認してくださいね。
アプリで現在地を確認
HSLのアプリを持っている方は、乗車しているバスが現在どこを走行しているか、また自分の現在地を確認することができます。
バスを調べるときに使った画面上部に地図が表示されているので、そこから確認しましょう。
下車したい駅名が表示されたらSTOPボタンを押す
バス前方または中央にある表示を見て、降車したい駅が次の駅になったら、このボタンを押しましょう。
押してボタンが光ったり、音が鳴ったり、電光掲示板に”STOP”が表示されればOK!
バスを降りる
バスが停車したら降車しましょう。降車時の会計などはありません。
ドアは自動で開きます。(運転手が忘れない限り)
まとめ
バスはトラムや電車よりも難易度が高いので、2回に分けて説明しました。
バスに乗れるようになると、イッタラやマリメッコ本社に行く選択肢が増えるだけでなく、ローカルな風景を楽しんだり、森に行くこともできます。
またフィンランド人が普段どのように生活しているかが垣間見える場所でもあります。
ぜひバスに乗ってヘルシンキの街を楽しんでください!
参考ページ:HSLホームページより
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