
ヘルシンキは公共交通機関が充実していて、1人旅や子連れ旅でも移動がしやすい町だと思います。
今回ブログを見てくださった方から小さい子連れでのヘルシンキ旅に関する質問があったので、それにお答えする形でこの記事を書きたいと思います。
ヘルシンキのベビーカー事情
基本的に街の中心部は石畳が残っていたり、トラムのレールや冬の凍結防止の砂利がまかれているため、ヘルシンキではタイヤが大きく、造りがしっかりしたベビーカーを使用している方が多い印象です。

森でベビーカーを押しながらジョギングしているお父さん・お母さんをよく見かけます。それに耐えうるベビーカーが主流ということです。
旅行の場合、ヘルシンキ大聖堂やマーケットホール付近、ストックマン周辺は石畳が多いので、移動は少し大変かもしれません。その際はトラムやバスに乗ってしまうと移動が便利です。
またはできるだけ頑丈で大きなタイヤを持つベビーカーを持参するか、現地調達するのが良いかと思います。
ベビーカーでヘルシンキの公共交通機関が無料になる
ヘルシンキ交通局(HSL)が運営する公共交通機関は、バスやトラム、地下鉄などがあります。
18歳以上は大人料金、7-17歳は子供料金、6歳以下は無料となるのですが、
0歳から6歳までの子供を乗せたベビーカー(または車いす)1台につき大人1人の運賃が無料になります。
これは旅行者であっても同じように適用されます。
ただしVRやタクシーは除きます(HSL管轄外のため)
乗り方
バスが来たら手をあげて運転手に合図するなどの基本的な乗り方は一緒ですが、ベビーカーや車いすの乗車位置などが異なるため、ここで紹介します。
ルート検索や公共交通機関の基本的な乗り方はこちらを参考にしてくださいね。
バス

ベビーカーを持ってバスに乗車する場合は、中央のドアから入ります。この際にドライバーに一言かける必要はありません。
ドアの横にあるベビーカーボタンを押すと、ドアが開いたままになります。

高床バスに乗車する際は、ハンドルをバスと向き合う形にしてベビーカーを持ち上げてください。
低床バスから降車する際は、大人が先に降りてハンドルを手前にしてベビーカーを引き出してください。
ベビーカー、車椅子用のスペースが使用できない状況では、運転手は乗車を拒否する場合があります。(…が拒否されているところは今まで見たことがありません)
※U ラインのバスでは、通常この特典は適用されません。UラインのバスはHSLエリアよりも更に遠くまで運行しているバスです。
これらの路線では、ベビーカーの輸送にはバス運行会社独自の規則が適用されます。

トラム


路面電車には中央のドアから乗車できます。ドアの横にあるベビーカーボタンを押すと、ドアが開いたままになります。

完全に低床の路面電車では、ベビーカーや車いす用のスペースが前方の2 つのドアのそばにあります。中間部分が低い路面電車では、スペースは中央にあります。

トラムに乗車する際は、ベビーカーや車いすのハンドルとバスが向き合うようにして持ち上げてください。乗車中は、ベビーカーがしっかりと固定されていることを確認してください。
ベビーカーや車椅子用のスペースがない場合、運転手は乗車を拒否する場合があります(…が拒否されているところは今まで見たことがありません。空いているので)
地下鉄

日本の地下鉄の車内のようにベビーカーなどを置けるスペースがあります。
地下鉄の駅では、エスカレーターにベビーカーを持ち込むのは安全ではないので、エレベーターを使用してください!(動くのが早くてとても危険です!)
通勤列車(Train)

通勤列車(Train)に乗車する際は、車椅子マークのあるドアから入ってください。何か所かあります。
ドアの横にある車椅子ボタンを使用すると、ドアが開いたままの時間が長くなります。
ベビーカーを持参してヘルシンキ空港からヘルシンキ中央駅に移動する際は、これに乗ってしまうのが一番簡単でリーズナブルだと思います。(バスに乗る選択肢もあります)
注意事項
この制度はチケットを購入するために大人が子供から離れるのは危険との考えから生まれたそうです。
そのため抱っこ紐で赤ちゃんと一緒に乗車する場合や、ベビーカーを持参していても0~6歳の子供が一緒にいない場合は無料になりません。
また、ベビーカーを押している人が無料なので、大人2人でも無料になるのはベビーカーを押している大人1人のみです。
つまり、大人 2 名とベビーカーに乗った 2 歳児 1 名の 3 人家族が一緒に地下鉄を利用する場合、大人の 1 名分のチケットを購入する必要があります。
まとめ
どの乗り物にもベビーカー・車椅子専用のスペースがありますし、混雑することがないので、ベビーカーを畳む必要がありません。
余程のことがない限り、スペースがいっぱいになってしまって運転手に乗車拒否されるということもないと思います。
スペースが先着の人で埋まっていても、譲り合いをしている光景をよく目にしますので安心してください。
もしフィンランドにベビーカーを持ってくる場合は、コンパクトかということよりも、石畳や砂利、冬であれば雪や氷の上を移動できるかを考慮し、できるだけ頑丈でタイヤが大きいものを選んで持ってくることをお勧めします。
最後にこの記事を書くにあたってアドバイスいただいた方にもここで感謝申し上げます。
この記事が参考になれば嬉しいです!

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