フィンランドの森でソーセージ

フィンランドの自然

こんにちは、ダンナです

フィンランドで気に入っているのは自然との距離が物理的にも精神的にも近いこと
東京出身の僕には体験したことのない世界です

フィンランドでは都市圏に住んでいても、場所によっては家の裏が森なんてのもよくあることです
僕たちも首都圏に住んでいるにも関わらず自宅の真裏が深い森です

春の雪解けを迎えたフィンランドの森

ゆるっと決まる予定

森に行って何をするか。僕が好きなのはソーセージをお供に焚火を囲むことです

ソーセージはフィンランド語でMakkara (マッカラ) と言います
日本のものよりかなり大きめ、スパイシーなものやチーズが入ったものが人気です

1つ100gくらいの大きなグリル用ソーセージが一般的です
https://www.s-kaupat.fi/tuote/kotimaista-grillimakkara-400-g/6415712902957

特に前もって用意することなんてありません
今日何する?
じゃあ森でも行こうか、マッカラ食べよう
そんな感じでゆるっと予定が決まります

焚火ができる場所

森にある共用のスペースです
Laavu (ラーヴ) と呼ばれるバーベキュー用の小屋のようなものがあり、各自で焚火を起こします

焚火を起こしてもすぐには火が落ち着かないので、その間にお喋りをしながらゆっくりします
沈黙が生まれても大丈夫
聞こえてくるのは火のパチッパチッという音、野鳥のさえずり、キツツキの音
自然が作り出す音をみんなで楽しみます

熱々に焼けたマッカラ、あったかいコーヒー、透き通った森の空気
飾りっけは無いですが、それだけで十分なんです

マッカラをほおばって、おかわりして、デザートにマシュマロを焼いて
そうやってゆっくり時間を過ごしてお腹いっぱいになって
片付けて森の中を歩いて帰ります

見上げれば白樺と松の入り混じった深い森、足元にはベリーの木や苔の絨毯
氷河期に運ばれてきたトラック大の岩石
森からはたくさんのエネルギーと、深い癒しをもらえます

力を抜いてできるアクティビティー

自分たちの休日を、身構えることもなく、自分たちのために
みんなが大切にする森の中でゆっくり過ごすからこそ、癒される
んだと思います

「何もしない」を「する」に焚火のアクセント
もしフィンランドにいらした際には、森に遊びに行ってみてはどうでしょうか?

番外編

地方選の際には、地元の森に一時的な焚火小屋を寄付する方がいました

小屋の中ではソーセージを焼くことができます。

先日の大統領選では街中に屋台を出して、焼いたソーセージとコーヒーを配る候補者がいました

一見分かりにくい政治でも
マッカラとコーヒーがあればみんなの距離がぐっと縮まりますね!

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