2025年はムーミン80周年です。本ブログではヘルシンキ周辺で行われるムーミン関連イベント情報をシェアしています。
今回はヘルシンキ市立美術館、通称「HAM」で行われるイベントについてご紹介します。
HAMとは
ヘルシンキ市立美術館 (Helsinki Art Museum, 通称HAM) はヘルシンキに点在する1万点以上の美術品を収蔵・所有する、北欧でも有数の美術館です。

カモメのオブジェが目印!

Helsinki Art Museum (HAM)
場所: Eteläinen Rautatiekatu 8 (MAP)
Kamppi駅のすぐそば
営業時間: 10-17:30(火), 11:30-19(水-日)
定休日: 月曜日
入場料: 20ユーロ (18歳未満は無料)
ヘルシンキの美術館や博物館は無料で入場できる日があります。また、ミュージアムカードを作ってお得に入る方法もあります。
詳しくは、以下の記事をご覧ください。
ワークショップ: 2/22 “ムーミンハウスを作ろう”
HAMでは毎週土曜日の午後にワークショップを開催しています。
週ごとに異なるテーマをもとに行われていますが、2025年2月22日は「ムーミンハウス」がテーマです。HAMの公式情報はこちら (英語)です。
このワークショップは、段ボール、色紙、マジックを使ってオリジナルのムーミンハウスを作るイベントです。
現在、ムーミン80周年企画として「My moominhouse competition – 自分だけのムーミンやしきを作ろう – 」というイベントが行われています。詳しくは以下の記事をご覧ください。
本ワークショップで作った作品をもとに上記イベントへ応募が可能だそうです。
お子さま連れの方、ムーミン好きな方、挑戦してみてはいかがでしょうか?
特設展: 4/6まで “トーベヤンソン展”
現在、HAMではトーベヤンソン パラダイス展という特別展が行われています。
ムーミンの作者トーベヤンソンが手掛けた作品がスケッチから装飾画に至るまで一堂に会し、彼女が生涯を通じてどのようなアートを生み出したかが分かる展示となっています。

一番の見どころは、ヘルシンキ市庁舎のレストランのために描かれた大きなフレスコ画です。トーベヤンソンはムーミンを自身のトレードマークとして用いていたそうで、作品中にちらっとムーミンが現われます。

隠れムーミンを探してみましょう

個人的に印象に残ったのは、作中の二人組のキャラクター「トフスランとピフスラン」のモデルがトーベ本人と当時の同性の恋人ということでした。

ムーミンの作品とは一味違った楽しみ方ができる特別展、とてもおすすめです。
まとめ
2025年はムーミンイヤーですね。
以下、私たちがおすすめするヘルシンキの博物館・美術館のまわり方に関する記事を紹介します。
今回紹介したHAMは月末の金曜日が無料入場日です。
その他の博物館・美術館の入場開放日は以下の記事にてご覧ください。
最後に、フィンランドまで来られない方にも朗報です。
HAMの協力のもと、日本でもトーベヤンソン展が開催されるそうです。
日本ではあまり知られていない壁画などが登場するそうですよ。
東京のほか、北海道、長野、愛知、福岡、岩手などに巡回予定 (変更の場合あり) だそうです。
ムーミンイヤーを楽しみましょう!

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