4月の雪が残る森でお散歩

フィンランドの自然

4月も末だというのに、フィンランドの広い範囲で雪が降りました。

ヘルシンキも8-10℃くらいまで暖かくなったと思いきや
氷点下+雪という感じで、いつになったら春が来るのか…..笑

寒の戻りはフィンランド語でtakatalvi (タカタルヴィ) といいます。
週末はゆっくりとtakatalviな近所の森を歩いてきました。

まずは見晴らしが良い丘に行きました。

その後はぶらぶらと森を散策。
金土日とけっこう雪が降ったので、日陰は雪が残っていました。

所々で雪解け水が水たまりを作っていて
水面に映る森がとってもきれいでした。

フィンランドの森では地衣類や苔をよく見かけます。
中でも好きなのがハナゴケという種類の地衣類です。
この種類は空気の澄んだ森でしか見られないらしく、そんなものが首都近郊にあるのがすごいですよね!

フィンランドの春は渡り鳥の時期でもあります。
水辺にはガンの仲間や白鳥など、大型の渡り鳥が大群で飛来しています。

最近は鹿をよく見ます!
人に慣れているので至近距離で遭遇します。襲ってはこないので安心です。

日の入り近くになると出てくるんです、と言っても今日の入りが21時なので夜20時頃が夕焼けなんですけどね~笑

人間と同じ道を使って歩いています

自宅から森までは徒歩圏内なので、こんな身近に自然があるのがとっても気に入っています。

日本の野山は植物の密度 (特に下草) が高く、険しい坂や崖が多いので森を分け入っていくのは大変な場所が多いのではないでしょうか。それに、近年は熊の出没も問題になっていますね。

フィンランドの森は植物の生育密度が低く、歩道が整備されています。また、少なくとも都市部では動物との接触も少ないです。そのため、自然へのアクセスが良いのだと思います。

繁華街や喧噪は少ないけれど、あるものを楽しむ。
一瞬でいいから日常を忘れて何もしない時間を楽しむ。
仕事を頑張りたいからこそ、今の生活スタイルが気に入っています。

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