これまでHSLアプリからチケットを購入した場合、オレンジバスに限り、どのドアから入っても大丈夫でした。チケットをバスの運転手に見せる必要はありませんでした。
しかし夏季ダイヤに合わせ、夜間運行時に運転手にチケットを提示する実証実験が始まりました。
以下HSLホームページより一部抜粋したものをご覧ください。
6月16日より夏季ダイヤが施行され、夜間運行時にオレンジ色の幹線バス路線の試験運行を開始します。夜間は、幹線バスへのご乗車は一番前のドアからのみとなります。有効な乗車券を運転手に提示いただくか、タッチレス決済またはHSLカードリーダーにて乗車券をご購入いただく必要があります。
さらに、夜間運行の幹線バスの路線番号に「N」の文字が付加されます。例えば、幹線バス600番は、午後11時から午前5時頃までは600N番系統として運行され、この時間帯は通常の青バスと同様の運行規則が適用されます。
試行は年末まで実施されます。試行中に得られた経験とフィードバックに基づいて、この取り組みを恒久化するかどうかを決定します。
この実証実験の主な目的は、乗客の安全性認識を向上させることです。昨年夏に600番系統バスで実施した同様の実証実験では、夜間に全員が前方ドアから乗車した場合、乗客はより安全だと感じていることが示されました。また、過去の調査でも、乗車中に係員に遭遇した場合、乗客はより安全だと感じていることが示されています。また、幹線バスでは他の路線に比べて運賃不払いが多発していることから、運賃不払いの削減も目指しています。
実証実験は、幹線バス20、30、40、200、300、400、500、510、520、530、560、570、600番系統で実施されます。
まとめ

ヴァンター空港からヘルシンキ中央駅までは600番のバスが走っているので、その路線を使う方はご注意ください。
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